来訪対応編
電話による強要対応編に加え、次の点に注意する。
応対場所及び時間の制限
- ○事前に準備した応接室で対応するのが通常ですが、応接室のドアは開放しておく。応接室のない場合は、他の者から見渡せる場所や部屋で対応する。
- ○相手方が場所を指定してきた場合はもちろん従う必要はありません。
- ○応対時間はできるだけ短くする。
最初に面談時間を20分程度と明言して相手に伝える。湯茶の接待は長居を認めたと思われたり、不測の時には投げつけられたりする危険がある。 - ○用件が終わった場合や制限時間がきた時は、きっぱりと退去を求める。これに応じないときは、110番通報も検討する。
応対人数と役割分担
- ○来訪してきた相手方より多い人数で対応する。密室の取引は危険です。また、恫喝等による恐怖心を和らげるのに有効です。
- ○相手方が多人数の場合は、人数を制限して上記の対応をとる。
- ○応対者の役割分担をする。応対担当、記録(録音)担当、連絡担当、確認担当(車両のナンバー、先に購読承諾があった等主張した場合等の確認)等の分担を決める。
相手方、用件の確認
- ○通常の応対と同様に・名刺をもらう・面会人、来社確認簿冊などに記録してもらう等により、相手をはっきりと確認する。
- ○来訪の用件についても、相手方の口から「はっきりと説明してもらいましょう」こちらで勝手に推測、憶測しないこと。